ホーム > TSを用いた出来形管理 
TSを用いた出来形管理とは

 
 情報技術を利用した施工管理方法は、品質の確保・建設コスト削減・事業執行の迅速化等が期待されている。国土技術政策総合研究所では、施工管理の情報活用として、現在一般的に利用されている巻尺・レベルに代わって、使用する計測器に「施工管理データを搭載したトータルステーション(以下TSという)」を採用した施工管理方法に取り組んでいる。そして施工現場でのTS利用ができるように、新たな施工管理方法として「施工管理データを搭載したトータルステーションによる出来形管理要領」を作成した。TSの利用により出来形計測は、3次元の座標値として計測することができるようになり、施工管理・監督検査に計測した施工管理データを用いることが可能となった。
 これにより現場においては、TSの画面上で計測対象物の出来形形状と設計形状との違いを把握することが容易となり、さらに出来形帳票や出来形図がパソコンにより自動作成することを可能としている。このTSは、出来形管理のみでなく起工測量や丁張り設置にも利用することが可能で、施工管理業務全般の効率化と丁張り計算等の省力化・ミス防止等が期待できる。そして、発注者は、完成検査の省力化と出来形管理で計測した3次元座標値を維持管理で活用することができる。



©2007 National Institute for Land and Infrastructure Management.
All Right Reserved.